11月9日、
スペインのカタルーニャ州では、
独立を問う州民投票が予定されている。
カタルーニャが独立すれば、
メッシ選手らが所属する
バルセロナは、
スペインリーグから離脱する可能性がある。
現地メディアは今後の行方を注視しています!
もし独立したら・・・
バルセロナとカタルーニャの独立についてまとめます。
【カタルーニャ独立投票の背景】
カタルーニャ地方は10世紀末、
バルセロナ公爵によってフランスの辺境領から独立。
12~15世紀には、
バレンシア地方から南ギリシャまで勢力をふるい、
貿易で発展した。
18世紀初頭、
ハプスブルグ家とブルボン家の間でスペインの王位継承争いが起き
カタルーニャはハプスブルグ家に味方した。
継承戦争はブルボン家の勝利に終わり、
カタルーニャは自治権を失って、
スペイン統治下に入った。
学校教育、
公衆の場でのカタラン語の使用は禁止されてきた。
フランコ独裁政治の終焉後、
1978年からスペインは民主政治をスタートさせ、
カタルーニャ地方も含め、
17の自治州を設けた。
しかしその後、
カタルーニャ州が中央政府に納める税金に比べ、
中央政府から受ける交付金が少なく、
差額は毎年160億ユーロにも及んだという。
赤字への不満が募り。
かつての自治権を取り戻そうという動きが支持を集め、
今回の独立を問う州民投票につながった。
8月26~28日に現地で行われた調査によると、
独立支持は34%、
反対は39.5%だった(クロニカ•グロバル電子版)。
大半のメディアも、
独立賛成派の勝利はないと予測している。
なお中央政府は投票を違憲であるとして、
実施に反対している。
八月の投票の時点ではまだ
反対支持の方が勝っていたのですね^^;
独立投票には難しい背景があるようですね・・・
【独立賛成80%!】
先ほどニュース番組で
国民投票の結果を発表しておりましたが・・・
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なんと
独立賛成が80%を超えたみたいです!
どーなることやら^^;
政府は違法だ!
と言っているみたいですが
これは独立が現実に起こりうるかもしれないですね・・・
【バルセロナはフランスリーグに参加を打診 】
もしカタルーニャ州が独立すれば、
バルセロナは
スペインリーグでプレーできないことになる。
スペインサッカー連盟の規約に、
「他国のチームはスペインリーグに参加できない」
と記されているため。
仮に「カタルーニャリーグ」を作る場合、
現在のスペイン1部リーグからはバルセロナとエスパニョルのみとなり、
2部・3部リーグのチームを集めても魅力は薄い。
メッシ、ネイマール両選手の年俸約4500万ユーロ(約49億円)
を賄うことも難しくなるだろう。
別の手として、
フランスリーグへの参加も検討されているようだ、
スペインのスポーツ紙AS(6月3日付)は、
バルセロナのロセイル会長(当時)がフランスサッカー連盟と接触し、
参加を打診したと報じている。
ただ、
バルセロナのフロント陣は、
仮にカタルーニャが独立しても
同チームはスペインリーグでプレーできると信じているようだ(エル•エコノミスタ紙)。
うーん
まだ未定の話なので憶測の話しかでてこないですね^^;
【英国など他国のケース 】
英国でも、
スコットランドの独立投票が予定されている。
ただ、
同国のリーグはそもそも、
イングランド、ウエールズ、スコットランドそれぞれにリーグがある。
ヨーロッパカップとワールドカップの代表チームも別々だ。
一方、
モナコ(フランスリーグ)やサンマリノ(イタリアリーグ)など小国のクラブチームは、
他国のリーグに参戦している。
2014-11-11 00:13
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