兵庫県議会の野々村竜太郎議員が、2013年度、約300万円の政務活動費を支出していた問題で
同氏が7月1日に行なった説明会見を書き起こしました。
会見中、氏が取り乱して号泣する姿がテレビやネット動画などで共有され、話題になっています。
冒頭に記者全員と名刺交換
野々村竜太郎氏(以下、野々村):この度は、私の政務活動費、政務調査費の収支報告書につきまして、お集まりいただきまして、ご足労さまでございます。それではまず最初に、幹事社のほうにお伝えしましたように、記者の方のお名刺をそれぞれ頂けますでしょうか。
記者:……えー、それ、後でも構いませんか? 終わってからでもいいですか?
野々村:今、いただけますでしょうか。
記者:それがないと始まりませんかね?
野々村:……。
記者:それがないとスタート出来ませんか?
野々村:いただけますか。
野々村:資料を開きますので、マイクを少し下げていただいても宜しいですか?
記者:いや、それは……出来ませんので。
野々村:それではマイクを下げさせていただきます。
(マイクを下げる野々村県議。その後記者と県議の名刺交換が続く)
野々村:名刺交換の漏れはございませんでしょうか。
所属とお名前を仰っていただき、複数いらっしゃる場合は指名順にさせていただくということで、随時、今日お集まりの記者の皆さんの質問に、全てお答えさせていただきたいと思います。
つきましては、私も真摯に質問にお受けしたいと考えておりまして、昨今、ヤジ、失言、暴言というものが社会問題になるなか、質問にかこつけた暴言や恫喝というような形で、私が怖いなと感じた時点で、この記者会見は打ち切りにさせていただきますので、何とぞ、平常心を持って質問をしていただきますように、お願い申し上げまして、記者会見を、質問をお受けしたいと思います。座って、お受けさせていただきます。
それでは、幹事社である、神戸新聞オカニシ記者から、ご質問をお願い致します。
もうこの冒頭で申し訳ないですが・・・
笑ってしまいましたww
私が怖いなと感じた時点で打ち切り・・・
完全に追い詰められたら逃げようとしてるようにしか見えませんよね
ここから195回の政治活動という名目の不自然な支出について質疑応答があり
テレビやネットで話題のシーンに移ります。
以下、野々村氏が取り乱して号泣しながら話しており、正確な聞き取りが困難なため、聞き取った言葉の表現は解釈に基づいております。あらかじめご了承ください。
野々村:大人の社会人として、こういうご指摘を真摯に受け止めて、私としては、実績に基づいて、適性……(聞き取り不明)諸実績に基づいて報告しておりますけれども、「議員」という大きな立場から見れば、やはりご指摘を真摯に受け止めて、どこかで折り合いをつけなければ、大人じゃないと思うんですよ! ですから、私はその議員という、本当にもう……小さな子どもが大好きで、本当に子どもが大好きなんで、ですから、もうそういう子ども達に申し訳なくて……。
こんな大人で、県民の皆さま、私も死ぬ思いで、もう死ぬ思いでもう、あれですわ。一生懸命、落選に落選を重ねて、見知らぬ西宮市に移り住んで、やっと県民の皆様に認められて選出された代表者たる議員であるからこそ、こうやって報道機関の皆さまにご指摘を受けるのが、本当にツラくって、情けなくって、子ども達に本当に申し訳ないんですわ。
ですから、……皆さんのご指摘を真摯に受け止めて、議員という大きな、ク、カテゴリーに比べたらア、政務調査費、セィッイッム活動費の、報告ノォォー、ウェエ、折り合いをつけるっていうー、ことで、もう一生懸命ほんとに、少子化問題、高齢ェェエエ者ッハアアアァアーー!! 高齢者問題はー! 我が県のみウワッハッハーーン!! 我が県のッハアーーーー! 我が県ノミナラズ! 西日本みんなの、日本中の問題じゃないですか!!
そういう問題ッヒョオッホーーー!! 解決ジダイガダメニ! 俺ハネェ! ブフッフンハアァア!! 誰がね゛え! 誰が誰に投票ジデモ゛オンナジヤ、オンナジヤ思っでえ!
ウーハッフッハーン!! ッウーン! ずっと投票してきたんですわ! せやけど! 変わらへんからーそれやったらワダヂが! 立候補して! 文字通り! アハハーンッ! 命がけでイェーヒッフア゛ーー!!! ……ッウ、ック。サトウ記者! あなたには分からないでしょうけどね! 平々凡々とした、川西(市役所)を退職して、本当に、「誰が投票しても一緒や、誰が投票しても」。じゃあ俺がああ!! 立候補して!!
この世の中を! ウグッブーン!! ゴノ、ゴノ世のブッヒィフエエエーーーーンン!! ヒィェーーッフウンン!! ウゥ……ウゥ……。ア゛ーーーーーア゛ッア゛ーー!!!! ゴノ! 世の! 中ガッハッハアン!! ア゛ーー世の中を! ゥ変エダイ! その一心でええ!! ヒーフーハー。一生懸命訴えて、西宮市に、縁もゆかりもない西宮ッヘエ市民の皆さまに、選出されて! やっと! 議員に!! なったんですううー!!!
ですから皆さまのご指摘を、県民の皆さまのご指摘と受け止めデーーヒィッフウ!! ア゛ーハーア゛ァッハアァーー! ッグ、ッグ、ア゛ーア゛ァアァアァ。ご指摘と受け止めて! ア゛ーア゛ーッハア゛ーーン! ご指摘と、受け止めて! 1人の大人として社会人として! 折り合いを付けましょうと! そういう意味合いで、自分としては、「何で、実績に基づいてキッチリ報告してんのに、何で自分を曲げないといけないのや」と思いながらも!
もっと大きな、目標ォ! すなわち! 本当に、少子高齢化を、自分の力で、議員1人のわずかな力ではありますけれども、解決したいと思っているからこそォォ!! ご指摘の通り、平成25年度には195回行きました。301万円支出させていただきました。日帰りでございました! そのご指摘を真摯に真剣に受け止めようとするから!
1人の大人として、何とか折り合いのつくところで折り合いを付けさせて頂いて、もっと大きな目標! 議員として、少子高齢化を、少しでも解決すべく、議員として活動させて頂きたいからこそ! 堪えに堪えて! 何とか折り合いのつくように! ……訂正・返納という形を事務局と相談させていただいて。ただ、議員個人じゃなくて、これは議会全体の問題に関わることかもしれないという、恐れがあるから、議員個人としての記者会見であり、議員個人としてお約束できる範囲で、しっかりとお約束させていただくと。
ただ私自身も、議長に何回も何回も、選出されたいと思っておりましたけれども選出されず、やはり議会の、他の先生方のご意見も真摯に受け止めなければならない、そういうスタンスに立って、もう腹の中では堪えに堪えて、それで何とか、ご指摘は適性なもんだと認め、事務局と相談して、訂正・返納ということも踏まえて、議会で他の会派、議員の先生方との整合性を整えるということが、今ここの、私個人の記者会見としては、公の場としては、お約束しかねると! そういう意味合いにおいて、何とかご指摘のことは本当に真摯に受け止めて、折り合いをつけさせて頂きたい。
何故かといえば、議員というそういう大目標のなかに……。もちろん、政務調査費、政務活動費、ものすごい大事ですよ大事ですけれども! 議員というそういう括りのなかでは、極々小さいものなんですゥ! ですから! いち、大人として、何とか、折り合いをつけさせて頂きたい。報道各位、記者の皆さまのご指摘は、適性なものだという形で真摯に理解して、何とか、訂正・返納ということを明言し、事務局と相談させて頂きたいと。ナ゛ッ!
記者:わ、わかりました。そこでじゃあお聞きしたいんですけれども、野々村県議が仰ってるのはその訂正と返納の、対象はどれなんですか? どの分に対して、事務局と話し合いたいと仰ってるんですか? 何年度の分なのか、これまた全てなのか、というところをお聞きしたいんですが。
野々村:えー……。
記者:読売テレビ、サトウです。
野々村:えー、読売テレビ、サトウ記者のご質問に答える前に、まず、最初に、記者会見で、私自身、感情的にならないように、記者の皆さまにご注意申し上げましたのに、自分自ら感情的になりましたことを、まずここでお詫び申し上げて、記者の質問にお答えします。
誠に感情的になって、申し訳ございませんでした。
(しばらく頭を下げる野々村県議)
野々村:それでは、申し訳ありません。よみうりテレビ、サトウ記者、二度手間でほんとに申し訳ないんですけど、もう一度、質問をお願いできませんでしょうか。
記者:えーっと、野々村県議が、訂正と返納を事務局と相談したいということですけれども、その対象は、今年度の分なのか、今までの全てなのか、何回、いくら分についてなのか、っていうのをお答え頂けますか。
野々村:よみうりテレビ、サトウ記者のご質問にお答えします。私個人でお約束できる範囲として、もちろん、平成24年度、25年度、26年度、3年全てにおいて、議員個人で判断できるものでありましたら、(訂正・返納を)させて頂きたいという気持ちをもって、先ほど申し上げたように事務局と相談させて頂きたく思うんですけれども。
なにぶん、政務活動費につきましては……。
記者:もちろん、もちろんそうなんですけれども、野々村県議としてはどこの分を対象に考えていらっしゃるか、で。それを実際に返納するかではなくて、どこの分について、そのようなお考えをお持ちかということです。何年度の、いくら分、何回分、というふうに言って頂ければわかりやすいんですが。
野々村:よみうりテレビ、サトウの質問に対して、私なりのお答えをさせて頂きたいと思います。金額については、詳細を今持ちあわせておりませんもので、平成24年度、25年度、26年度、項目を問わず、全てにつきまして、事務局と相談の上……させて頂きたいと。ということで、私なりに、よみうりテレビ、サトウ記者への、私なりのお答えとさせて頂きます。
以上で会見は終了したみたいです。
率直な感想を言います
放送事故ですよねww
私がこの話題をテレビで見たとき
最初は笑ってしまったんですが・・・
引きましたwかなりw
そのテレビで兵庫県民の方にインタビューしていたのですが
「恥ずかしい」との声がありました。
野々村議員に投票した方がちょっと不憫ですよね
議員の知人はいつかやるだろうとは思ってたwとの事なので
もともと感情の起伏が激しい方だったと思われますね。
これからの動向に注目です!!
2014-07-03 17:41
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